ブライダルフェアに足を運んでみたものの、ご自身のドレスや式場選びに目を輝かせてしまって、ついつい引き出物選びを後回しにしてはいませんか?
実はこの引き出物に何を選んだかによって、お二人の印象が大きく変わることもあるのです。
結婚式の節約ポイントとしてもあげられる引き出物を、上手に節約しながらセンスのいいものを選びたいですね。
今回はブライダルフェアを活用した引き出物選びを、節約のコツとともにご紹介します!
お二人らしいイメージを残しながらも、ご親族やご友人、みなさまに喜ばれる引き出物を、ぜひ探し出してくださいね。
Contents
ブライダルフェアの引き出物展示を活用した引き出物選びのメリットとデメリット
ブライダルフェアは、真剣な会場選びからカップルのデートの一環としても活用されていますね。
ネットや広告で、華やかなブライダルフェアの案内を目にした方もいらっしゃるのではないでしょうか。
しかしブライダルフェアというと、ドレス試着会などの衣装や会場の演出、そして試食会の料理に目がいきがちになってしまいませんか?
実は、引き出物の展示や案内をおこなっていることも多くあるのです!
ぎりぎりになって焦りながら適当な引き出物を選んでしまわないためにも、ブライダルフェアでの引き出物展示をしっかりチェックしたいですね。
まずはブライダルフェアを活用した引き出物選びの、メリットとデメリットをご紹介します!
メリット
- ブライダルフェアに参加すれば、一般的な引き出物を把握できる。
- 引き出物についての詳しい情報を、その場で得ることができる。
- 相場や人気商品など、引き出物について自分で調べる必要がない。
- 引き出物に地域性が大きく関わる場合、すぐに相談することができる。
- 実物を見て、重さや大きさなどを確認することができる。
- 引き出物にトラブルがあった場合、式場が対応してくれる。
デメリット
- 式場と提携している業者の商品しか見ることができない。
- 式場を通すため、料金が割高になってしまうことがある。
- 決められた中から選ぶため、オリジナル性が低くなる。
このように、メリットとしては「その場ですぐ確認や相談ができること」が大きく、デメリットとしては「負担額が増える可能性と完全オリジナルが難しいこと」ではないでしょうか。
ただし、引き出物を自分で購入し持ち込んだ場合、持ち込み料が発生することもあるので、引き出物だけの単価にとらわれずに全体的な金額で考えた方がお得です。
どちらにしても、ブライダルフェアの引き出物展示を活用して、おおよその金額や種類を把握しておくことがおすすめです。
式場によっては、ブライダルコーディネーターによる引き出物の相談受付や、各引き出物業者による詳しい説明を聞くことができます。
せっかく参加するブライダルフェアを、あますことなく活用したいですね!
またご成約の方を対象とした内覧会では、具体的な相談をしながら進めていくことができるので、内覧会にご参加予定の方は引き出物に関する疑問などをまとめておくことをおすすめします!
引き出物の内容や数、組み合わせる方法と選ぶ基準は?
引き出物は本来お土産の意味が強く、みなさまに同じ品物を贈るものでした。
ところが今はご祝儀の額に応じて引き出物をお返しするなど、お祝いへのお礼やお返しといった考えが主流です。
ついつい自分たちがもらったら嬉しいものだけを基準に選びがちですが、引き出物には地域性が大きく関わってきます。
良かれと思って選んだ引き出物が、地域のマナーに反してしまわないようにご両親やご親戚、式場の担当者などへ相談してみることをおすすめします。
引き出物は、一般的には「分けることができない奇数」にすることが多いようです。
引き出物、引き菓子、しきたり品(縁起物や特産品。地域によって異なる。)を組み合わせ奇数にしてみましょう。
ご祝儀の額により品数を変えたり、地域によってメインが異なる場合も多いので、下調べは重要です。
もちろんブライダルフェアに参加した時に、地域のマナーを教えてもらうのも1つの方法です。
引き出物を選ぶ基準としては、
- 結婚式の記念品となるように形に残る「引き出物」
- 招待客が帰宅後に味わえる「引き菓子」
- お赤飯や鰹節など地域性が関わる「しきたり品」
を念頭においておくと考えやすいですね。
招待客のご家族人数にもよりますが、引き菓子はなるべく日持ちのするものを贈った方が喜ばれます。
注意点をおさえて、引き出物を節約する2つのコツをご紹介
結婚式は、なにかと金額がかさんでしまいますよね。
こまごまとした経費まで算出すると、見積額に驚いたり、思っていた以上の支払いになってしまうこともあります。
節約のコツをつかんで、引き出物を上手に準備してくださいね!
節約のコツ2つと注意点
- 式場で発注した場合、個人で購入した場合、引き出物宅配を利用した場合を比較してみる。
- 引き出物袋が節約できるか、式場に確認してみる。
引き出物を式場で発注した場合、どうしても定価購入が主流になってしまいます。
引き出物の単価だけを見ると、個人で購入した場合の方が安く感じます。
しかし一般的には、引き出物を個人購入し結婚式に持ち込む場合、式場への持ち込み料が発生してしまうのです。
その持ち込み料を計算に入れたうえで、どちらがお得か計算してみて検討するのがおすすめです。
また、式場で引き出物を発注した場合、割引サービスや特典があるのか、引き出物袋を節約する方法があるかなどをブライダルフェアや内覧会で質問してみることも大切です。
送料が無料で、結婚式の後に重い引き出物を持ち帰る必要のない引き出物宅配というサービスもあります。
持ち込み料がかからないこともあり、節約や引き出物の持ち歩きの大変さだけを考えると、招待する側される側どちらにもメリットばかりに感じます。
ところが引き出物は地域性がとても強くでるものです!
重くて持てないぐらいの引き出物を持って帰ることがマナー!という地域も、ないわけではありません。
金額や利便性だけにとらわれすぎないように注意したいですね。
親族への引き出物のポイントをご紹介
ご両親そしてご兄弟やご親族は、これからお互いに親戚として深くかかわる関係となるので、失礼が無いようにしていきたいですね。
まずは、パターン別にポイントをご紹介します!
親族の食事会だけの場合
ご祝儀をいついただくのかがポイント!
当日ご祝儀をいただく予定なら、引き出物を用意しておいた方が無難です。
食事会の前にいただいているまたは食事会の後にいただいたならば、内祝いという形でお返ししましょう。
引き出物を用意しない場合には、食事会当日にご参加いただいたお礼を込めてお土産を用意しておくのが一般的です。
挙式だけの場合
ご祝儀をいただいたら内祝いを忘れずに!
必ずしも挙式当日にご祝儀をいただくわけではありません。
ご祝儀をいただいたら、内祝いを贈るのが一般的です。
しかし、挙式へご参加いただいたお礼を込めてお土産をお渡しするのがおすすめです。
披露宴の場合
- 結婚式費用を誰が負担したのか、招待状が誰の名前で出されているかをチェック!
- まずはご両親への相談が重要!
- 招待状1枚につき、引き出物は1セットが一般的!
結婚式の費用をご両親が負担していたり、招待状がご両親の名前で出されている場合は、お二人同様ご両親も結婚式へ「招く側」となります。
引き出物は来ていただいた方へお渡しする物なので、この場合ご両親へ渡す必要はありません。
実際は、ご両親が費用負担をしていない場合でも「親への引き出物はいらないよ」と言われるケースがあります。
その時は、お二人の気持ちをメッセージや感謝のプレゼントなど何かの形で表せるといいですね。
ご兄弟への引き出物は、既婚・未婚で決定することが多いようです。
既婚のご兄弟の場合は一世帯と考え引き出物を贈り、未婚のご兄弟の場合はご両親と一世帯と考えましょう。
ただし未婚のご兄弟からご祝儀をいただいた時には、お礼の品を贈るなど気持ちを形で伝えてみてはいかがでしょうか。
その他のご親戚へは、一世帯へ1枚の招待状を送って引き出物も1セットという贈り方が無難です。
ご親戚への引き出物は、地域性や各ご家庭のルールが色濃くでやすいので、初めにご両親に相談したほうが後々トラブルに発展しないですね。
引き出物の一般的な相場は?
ご祝儀のお返しとして贈るのが主流となっている引き出物ですが、
- 相場はご親族へは5000円以上
- 同僚や友人には4000円以上
が多いようです。
ただし、ご親族との関係性、上司や先輩への気持ちを考慮して、他の方とは予算をかえて贈り分けをすることもあります。
引き出物の内容と同じように、相場も地域によって異なりますので、両家で話し合いの時間を持つことをおすすめします。
人気のある引き出物をおさえて、喜ばれるものをみつけましょう!
せっかく引き出物を選ぶなら、喜んでいただけるものを贈りたいですよね!
ブライダルフェアや内覧会では、人気商品の説明をタイムリーにうけることができます。
地域性も考慮しつつ、みなさまに喜んでいただける引き出物をみつけましょう。
「実用的でありながら、自ら購入しにくいもの」が喜ばれるともいわれますが、お二人が招待客のことを考え選び抜いた引き出物ならきっと喜ばれるはずです。
人気の定番物より、オリジナルにこだわりたい方もいらっしゃると思いますが、あまりこだわりすぎると贈られた側は困惑することもありますのでそこは注意が必要ですね。
まとめ
引き出物は、地域性が出やすいものです。
まずはご両親などに相談し、地域や親戚間のマナーを理解することから始めるとスムーズですね。
それを踏まえたうえで、ブライダルフェアや内覧会の引き出物展示や説明を活用すれば、地域性を保ちつつも人気の引き出物をみつけだすことができるはずです。
そして最後にどの方法で引き出物を発注すればお得なのか、予算を出してみてください。
結婚式に参加して下さるみなさまへの感謝を第一に、お互いが笑顔になれる引き出物をさがしだせますように!
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